国際景徳鎮試験場

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万能鴻海

鴻海は小雅と違って機密性が薄いので自由なユニットを組みやすいのが利点です。

小雅の画風は康熙絵付けと九段対抗の細密画路線だけであるのに対し、鴻海は戦略として時宜に応じて色々な画風の作品を出すことが可能です。

小雅も鴻海も国内流通の通常ラインとハイエンドラインは別物であり

特に鴻海はロットごとにスタイルをどんどん変えますがハイエンドラインに作風やデザインによる優劣はありません。

鴻海はどの作風でもいつでも同じに作れるし、どの作風もベストで臨んで手抜きはありません、あるのはロットごとの生産意図、用途の違いだけです。

 

生産意図、用途は必ずしも一般市場対応ではなく、研究や、複雑な戦略需要によって決定されていき、いつでも何でも作れる鴻海はその重要な手兵となります。

鴻海には進化はあっても退化はありません。ハイエンドラインは基礎研究目的でずっと進んでいるので、過去のどのようなロットもいつでも再生産する力もありその際は改良を加えるほどノウハウが常に進化しています。

特に現在進んでいるオニオンシリーズはじめ内外の古典図柄のシリーズは見慣れた絵付けに騙されるとマテリアルの戦略を見逃すことになります。

さらに言えば、その見慣れた絵付けも実寸、縮尺、素材、器形を見ていただければ景徳鎮でなければできない仕事であり、一般よりもメーカー同士の目線を意識しています。