国際景徳鎮試験場

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今月の教材購入 油彩 露

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サンクトペテルブルグの冬 カナフカ川

震災流失以来、再びの参考資料としての絵画の収集が始まりましたが、油彩、水彩等おかげさまでおよそ百点に達しました。日本や中国のものとは別に欧州の19世紀のものを中心に購入してまいりました。これは景徳鎮における絵付けの見本や参考品として実物を蓄えていく習慣によります。絵付師と言うのは筆の軌跡と思考を追いますので細かい説明よりも実物を見せながら説明した方がいろいろ察してくれます。それは全く異質な文化におけるものにおいても、およそ人が描くものであれば同じです。

私が購入品を選定するにあたって、ポイントがあります。

それは出来る限り景徳鎮と共通のイデオムやら文法やら文脈を持っているものを選びます。

ロシアの絵と言うのは西洋絵画の体裁をとってますが極めて東洋的な感覚があり、景徳鎮の人間にも伝わりやすいものがあります。

とりわけロシアの作品には自然や季節のとらえ方に脈々と独自の感性があり、個々の人生観が深く重なって私たちが言うところの「意」を形成しています。

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画家自画像