国際景徳鎮試験場

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マイセン教材の購入進む

震災で流されて以来のゼロから再スタートの教材のコレクションでしたが、気が付けば間もなく十年になろうとしています。十年ひと昔前のことに。これまで教材に求めた西洋磁器が、どうも作り手目線、工房の経営状態やシフトなどの創意工夫を見る教材であって、工場全体を経営するわけではない絵付けの方に絵付け理論を分かりやすく説明するには、「現物」としての教材コレクションはまだまだ弱いものがありました。そこで西洋磁器を断捨離する人が戦後最高潮になった今、大衆社会において優雅なものの価値が下がった今、日本人が苦手な、または出来ない、絵付けの会得の弱い部分をフォローするため教材をマイセンに特化して体系的に集め始めました。20世紀以降のマイセンをいくら見ても発見できない事々ばかりを全て言語化して具体的に実物を見て指導できるようになっています。今後コレクションはまだ増やしていく予定です。なぜ景徳鎮の試験場でマイセンのお勉強かと言うと、景徳鎮の模倣から始まったマイセンはやはり景徳鎮の影響を受けているのです。景徳鎮の勉強ができていないと、逆にマイセンの姿が正確に見えてこないとも言えます。詳しくは試験場で受講してください。受講料は頂きません。完全ボランティアです。ただし、すでに絵付けの経験が豊富なプロやセミプロ級の方に限ります。きっと皆さんの腕なら現行マイセンやヘレンドのマイスター作品をすぐに凌駕すると思います。絵付け技術で言えば日本人は器用で真面目なので相当のレベルがありますが、香り立つものが足りないのです、それは文化とも言えますがそこを学ぶことは、体感を得ることは避けてはなりません。どこかぎこちない、固い、平面的、遊びが無い、生気がない、品格に欠けるというのはすぐに回避できます。